2013年8月23日金曜日

3.5. ガンマナイフ治療(2回目)

 一回目のガンマナイフ治療から3年間の経過観察で変化が無かったため、1999年に、2回目の照射をすることになりました。

 主治医からは、1回目で効果がない場合、3年後に2回目の照射をして患部に追い討ちをかけるのがセオリーとのことでした。

 2回目のガンマナイフ治療は、1回目と同じ手順でした。

 ガンマナイフセンターに行くと、ユニットは同じでしたが、コンピューターは小型のUNIXワークステーションに更新されていまし。

 頭に装着する器具は1回目は、直方体状に組まれたフレームでしたが、2回目はヘルメット型のものに更新されていました。
 
 装着には、工具は使われず、筆者がかぶって、スタッフが器具のハンドルを手で回転させると、固定用のピンが頭皮に刺さってきました。この時の痛さは、1回目と変わりませんでした。

 ただ、治療日前日に子供と公園に行って、ボートを思いっきり漕いだためか、治療日に37.5度程度の微熱が出てしまい、医師に申告しましたが、問題無いとのことで、治療は行われました。すこし、しんどい思いをしながら治療を受けたのを覚えています。

 2回目の治療では、ガンマナイフが保険適用になっており、少額の支払いで済みました。

 この後、幸いにも人類は滅亡しませんでしたので、2013年まで、ひたすら経過観察を継続することになりました。


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