2013年8月23日金曜日

3.7.3 視野狭窄

 AVM、嚢胞は左後頭葉の視覚野にあり、視神経が通るあたりにあり、視野への影響はAVM発見当初から心配されました。

 経過観察の度に「目に異常は感じませんか」という質問をされました。しかし、自覚症状は全くありませんでした。

 手術をすることが決まり、手術により視野に変化が起きないかを調べるため、視野測定検査を受けました。

 検査方法は、ドーム状のスクリーンの前に座って、検査技師が光をドームの何処かに当てて、それが見えたらボタンを押すというやり方でした。当てる光の明るさを3段階位に変えて、明るさに違いによる反応も検査するようでした。

 その結果、筆者からもて右前下に角度にして5度の範囲で、光に反応しない部分がある事が分かり、実際に視野狭窄は起こっていました。

 自覚が全く無かっただけに、実際に視野狭窄があったことには驚きました。しかし、狭い範囲なので、日常生活や自動車の運転には支障は無いとのことで、不幸中の幸いと言えます。

 眼科医に目の診察をしていただきましたが、目そのものには全く異常無しとのことでした。

 手術後に、再度視野検査をしましたが、殆ど同じ結果で、幸い手術による影響は出ませんでした。

 今後の、定期的に視野検査をしていくことになりましたが、光に反応しない部分が無くなって、改善していくことを期待しています。


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