入院当初は神経内科で行う予定でしたが、検査前夜にジンマシンを発症したため、検査延期となり、脳外科に変わってから受けることになりました。
ジンマシンの原因ははっきりしませんでした。検査予定日は月曜日で、その前の週に造影CTを撮影したため造影剤のアレルギーを起した可能性がありますし、また、週末、帰宅を許されたため、自宅で夕食にトロロやマグロの刺身を食し、急に高カロリー摂取をしたためかもしれません。
神経内科の主治医からの指示で皮膚科を受診し、皮膚科では皮膚科の立場としての下記の見解を頂きました。
「皮膚科の立場としては、脳血管造影は危険な検査なのでやめて欲しい。」
「造影剤を入れてから数日後に発症するジンマシンは危険であり、最悪アナフィラキシーショックを起す場合がある。」
「そうも行ってはいられないので、安全を確保する方法を示します」
患者が板ばさみになるような見解を言われても困ると思いましたが、皮膚科で対策方法を書いた申し送り書を作成していただきました。
内容は、検査の一週間位前から、ステロイド系の薬(プレドニン、ポララミン)を服用して、体の反応を抑えてから検査をするという方法でした。
それ以来、何度か血管造影検査を受けていますが、検査前の点滴で対策しているようです。
その後、脳血管造影は脳神経外科で行いました。
これが生まれて初めて、カテーテルを血管内に入れる検査になりました。
足の付け根辺りからカテーテルを挿入するため、てい毛が必要と言われ、男性という事で理髪師が病室を訪れてい毛をしました。理髪師も、あまりやりたくない仕事と見え、何となく気まずい雰囲気でした。理髪師には1000円お支払いしました。
これが生まれて初めて、カテーテルを血管内に入れる検査になりました。
足の付け根辺りからカテーテルを挿入するため、てい毛が必要と言われ、男性という事で理髪師が病室を訪れてい毛をしました。理髪師も、あまりやりたくない仕事と見え、何となく気まずい雰囲気でした。理髪師には1000円お支払いしました。
検査の前日は、21時以降飲食禁止になり早めに就寝しました。
検査当日は、朝8:00位から看護師さんが鎮静剤を注射し、8:30位に検査着に着替えて造影室に向かいました。
検査当日は、朝8:00位から看護師さんが鎮静剤を注射し、8:30位に検査着に着替えて造影室に向かいました。
造影室は、手術室のような広い部屋で、台の上に寝てから、看護師さんが「ごめんね」と言って検査着を脱がせ、検査技師が、足の根元周りに大量の消毒薬を流しました。
検査技師が足の付け根に部分麻酔の注射を打って、ピンセットの先のようなもので触って、「痛いですか?」と訪ね、最初は痛みを感じましたが、暫くすると皮膚の感覚が無くなりました。
その後、カテーテル操作用の器具の太い針を、足に挿されました。自分の感覚では挿すというより押されるという感じでした。針が動脈まで貫通すると、透視用の機械を足のあたりに持ってきて、技師がモニターを見ながらカテーテルを挿入しました。手早い操作で、カテーテルとどんどん進めて、透視用器具を少しずつ筆者の頭のほうに移動させていきました。投資用器具の位置で、カテーテルが体の何処まで入ったのかが分かりました。カテーテルを挿入されている感覚は全くありませんでした。大動脈の中をカテーテルが通っているんだろうな、と言う想像しかできませんでした。技師の作業は手早く、5分もかからずにカテーテルは頚動脈まで到達しました。
次に造影剤の注入と撮影が始まりました、スタッフはガラス越しの隣の部屋に移動し、マイクで「大丈夫ですか」と呼びかけられました。
筆者の意識ははっきりしていましたので「意識はすごくはっきりしていますが、大丈夫でしょうか?」と問いかけると。
「意識をはっきりさせておかないと、寝てるのか、ショックを起してるのか区別できないので、起きていてください」と言われました。
医師が、「今から検査します」というと、近くの機械が音を立てて、足から、熱く感じるものが入ってきて、首から頭に移動するのが分かりました。頭の中で、噴水のように頭全体に広がっていく感覚でした。
頚動脈は左右に2本ずつあるそうで、片方の撮影が済んだら、技師がカテーテルの先端をもう一方の頚動脈に移動させ、同じ事を行いました。
検査技師が足の付け根に部分麻酔の注射を打って、ピンセットの先のようなもので触って、「痛いですか?」と訪ね、最初は痛みを感じましたが、暫くすると皮膚の感覚が無くなりました。
その後、カテーテル操作用の器具の太い針を、足に挿されました。自分の感覚では挿すというより押されるという感じでした。針が動脈まで貫通すると、透視用の機械を足のあたりに持ってきて、技師がモニターを見ながらカテーテルを挿入しました。手早い操作で、カテーテルとどんどん進めて、透視用器具を少しずつ筆者の頭のほうに移動させていきました。投資用器具の位置で、カテーテルが体の何処まで入ったのかが分かりました。カテーテルを挿入されている感覚は全くありませんでした。大動脈の中をカテーテルが通っているんだろうな、と言う想像しかできませんでした。技師の作業は手早く、5分もかからずにカテーテルは頚動脈まで到達しました。
次に造影剤の注入と撮影が始まりました、スタッフはガラス越しの隣の部屋に移動し、マイクで「大丈夫ですか」と呼びかけられました。
筆者の意識ははっきりしていましたので「意識はすごくはっきりしていますが、大丈夫でしょうか?」と問いかけると。
「意識をはっきりさせておかないと、寝てるのか、ショックを起してるのか区別できないので、起きていてください」と言われました。
医師が、「今から検査します」というと、近くの機械が音を立てて、足から、熱く感じるものが入ってきて、首から頭に移動するのが分かりました。頭の中で、噴水のように頭全体に広がっていく感覚でした。
頚動脈は左右に2本ずつあるそうで、片方の撮影が済んだら、技師がカテーテルの先端をもう一方の頚動脈に移動させ、同じ事を行いました。
カテーテルの取り出しはガーゼで血液を拭きながら一気に引き抜いていました。足に刺さった器具を取り外し、強く手で押して止血をしました。
検査をした日は、カテーテルを入れた側の足を軽く拘束され、ベッドで次の日の朝まで安静にし、次の日にはシャワーを浴びる事が出来ました。
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